マンション総合保険 保険料

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管理組合さまの努力次第でマンション保険の保険料ってコントロールできるんですよ!

 

当ホームページをじっくり読まれている方は『マンション保険って安くなるんじゃないか??』ということに気づいたと思います。素晴らしいことですね。

 

ですが、なかには、

 

『今ひとつ理解できない、、、』
『何故??』

 

というように疑問に感じておられる方もいるかと思いますので、ここでは私なりに読者の方が気になっているんじゃないかな??ってことをピックアップして書いてみます。

 

ということで今回のテーマは、『管理組合さまの努力次第でマンション保険の保険料ってコントロールできる!』ということについて。

 

実は下記ページでこのテーマについては少し触れています。

 

マンション管理適正化診断サービスの結果をどう捉えるべきか?

 

この記事でもお分かりになる方もいらっしゃるかもしれませんが、ただ今回は、もう少し掘り下げて書いてみようと思います。

 

 

 

 

何故、マンション管理組合の努力で保険料がコントロールできるのか?

まず、マンション保険の見直しを行う上で必須なのが『マンション管理適正化診断』です。

 

マンション診断(無料)を受けていただくと、その後、貴マンションを担当したマンション管理士が診断レポートを作成し理事長へ渡されます。診断レポートには現在の貴マンションの管理状況や今後の課題が記載されています。

 

また、診断の結果として”点数”が記載されます。

 

実はこの点数こそが、現在全国的に売れている日新火災のマンションドクター火災保険の保険料に反映する重要な部分なのです。

 

高得点の場合は割引が大きく適用され、逆に点数が低い場合は割引にあまり反映しない、という仕組みになっているのです。

 

要はこの仕組みを活用することが保険料をコントロールできる大きなヒントになるわけです。

 

保険料を安くするために今後、どのように行動していくのか?ということが重要!

仮にマンション管理適正化診断を受けたとします。そして、その結果があまり良い点数ではなかったとしましょう。

 

ですが、先ほどお伝えしたように診断レポート内には今後の課題点なが記載されています。課題点ということは、=(イコール)改善点ということで、その改善点があるからこそ点数も低くなっており、結果として保険料の割引にも大きく反映されないということになっているのです。

 

では、この改善点が改善されたとしたらどうでしょうか??

 

保険会社からすれば、悪い部分を改善し事故のリスクを減らした優良なマンション、というふうに見えると思いませんか?

 

そうです。これこそが『マンション保険の保険料は管理組合さまの努力次第でコントロールできる』ということに対しての答えなんです。

 

要は、改善点が分かればその部分を修繕して良い点数になるよう今後、マンション管理組合のなかで計画していけば良いわけです。

 

点数が良くなれば結果的に保険料も下がるわけですからね。

 

ひとまず契約更改することになりますが、そこから5年間(保険期間が5年とした場合)で計画的に修繕積立金を貯めていき、改善点を改善する(=修繕する)ことで次の満期時に出てくる保険料を抑えることが可能だということです。

 

補足ですが、マンション診断の点数が低かったとしても比較は必ず行ってください。

 

点数が低くてもやはり比較してみると保険料の差は確実にあります。どういう結果であっても、『比較をしない=損する』ということが間違いないのは確かです。

 

改善点というのは国交省で定められているガイドラインに沿ったものであり、またガイドラインに沿った管理をしているマンションというのは保険会社からみても非常に優良なお客さまという判断になるわけです。

 

こういった仕組みを理解できると、マンション保険の保険料というのは管理組合さまの努力でコントロールできるということが理解できるのではないでしょうか?

 

築20年を超えると保険料は相当高くなるからこそ・・・

築20年未満で保険料も100万〜200万ほどであれば、まだ体力的に保険料も払えるでしょうし、そこまで痛手はないかもしれません。

 

ですが、築25年を超えてくると保険料というのは300万、400万、500万・・・このように、とんでもなく高くなり事前に何の対策もできていないようでは非常に苦労されると思います。

 

そうなると、保険料を下げるために補償内容を削って安くする・・・というような本来、すべきではない方法を取らざるを得なくなります。

 

そうなると事故の際にはきちんと補償されない、もしくは、事故があるたびに管理組合のほうからお金の持ち出しが発生するようなことになります。

 

ですから、やはり保険料を下げるために補償内容を削るということをするのではなく、適正な補償内容で保険料を下げるために何をすべきなのか??ということを考えるほうが賢明です。

 

最後にもう一度言います。

 

管理組合さまの努力次第でマンション保険の保険料というのはコントロールできるんです。

 

是非、そのことを知ってほしいと思います。将来のことを考え行動される管理組合さまを私は精一杯サポートさせていただきます。

お気軽にご相談ください!


  • 携帯     : 080-9108-5454
  • PCメール  : kozuma@ecrew.jp
  • LINE(ID) : busters-kozuma

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