集合インターホンを住人さんが壊した…補償の対象になりますか？

集合インターホンを住人さんが壊した…マンション保険の補償の対象になりますか？

マンションの住人さんが1階にある集合インターホンを壊してしまいました。交換（修理）費用はマンション保険の支払いの対象になりますか？？

支払いの対象になります。

今回の事故事例は、マンションに入る際、必ず必要な集合インターホンの開錠時の事故です。

今回の事故は、開錠時に鍵を差し込むものの、うまく回らずに何度も試していたら鍵を指している部分そのものが折れてしまい集合インターホンの中に埋まった状態になったようです。

そして、この壊してしまった集合インターホンを取り替えなくてはいけなくなり業者さんにお願いすることになったというわけです。この時にかかる費用がマンション保険で支払いの対象となるか？？ということです。

既に述べたように、答えは『支払いの対象となる』です。そして、支払いの対象となる項目は、

上記の2つになります。

『破汚損』については、マンション自体にでた損害（＝物損害）を修復するという通常の火災保険としての考え方になります。

一方、『個人賠償（包括用）』については、マンションの住人さんが第三者の物を壊してしまったという賠償保険としての考え方になります。

結論を言えば、上記のどちらでも支払えるということになりますね。

ただ、破汚損については免責（自己負担する金額）が付いている場合があるので、その点を考えると個人賠償（包括用）で支払をするほうが管理組合さまの負担はなくて済むことになります。

個人賠償で支払う場合は、マンション内の住民の方でどなたが壊してしまったかが分かる場合に限ります。そのため個人の特定ができない場合は個人の特定を行う作業が必要となります。仮に個人の方が特定できたからといってその方に保険会社から求償されることはありません。

マンション保険を担当するのが保険代理店。保険代理店は数多くいますが、マンション保険に詳しい方でないと支払い面で苦労することになるかもしれません。

今回の事故事例でもそうですが、事故の相談を受けてその事故がどのような項目で補償されるのか？や、また、こういった支払い方ができるんじゃないか？ということを査定の担当者と話し合えるような人でないと事故時に苦労するかもしれません。

マンション保険は損害保険です。損害保険は万が一の事故の時に備えるものなんです。

事故時に苦労するようではマンション保険を任せている意味がないのではないでしょうか？

そうならないためにも、マンション保険を負けせる保険代理店選びはマンション保険を専門にしている保険代理店に担当してもらうようにしてください。

そして、きちんと5社の比較をしてくれる保険代理店であることが必須だ！ということもお忘れなく！

マンション総合保険でお困りの管理組合様はお気軽にご連絡ください。もちろん、ご相談・お見積書の作成は無料です。

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