築20年(築30年、築40年、築50年)以上のマンション保険の見直し方法、比較方法
このゾーンのマンションの方は特に比較検討が必須となります。
築20年(築30年、築40年、築50年)以上のマンションは保険料の比較を必ず行ってください。
築20年以上のマンションで保険料の比較をしないと本当に損する可能性が高くなりますのでご注意ください。
保険料がビックリするほど高くなる!?
というのも、築20年を超えるマンション(高経年マンション)の保険料は、確実に1.5倍〜5倍ほどになります。
実際に、管理組合の理事役員さんや管理に徹している管理会社の担当者の話によると、満期で出てくる保険料が非常に高くなっているようです。
そして、あまりにも高くなったマンション保険料を見て他社での見積もりを手配しなければ・・・という話になるんだとか。
だからこそ、保険料の比較というのは必ずすべきなんです。保険料が高くなることは仕方ないかもしれませんが保険会社によっては1.5倍〜3倍ほどで済むかもしれません。
保険料が2倍になれば・・・
- 現在100万円/5年→満期更改後=200万円/5年
- 現在200万円/5年→満期更改後=400万円/5年
- 現在300万円/5年→満期更改後=600万円/5年
- 現在400万円/5年→満期更改後=800万円/5年
- 現在500万円/5年→満期更改後=1000万円/5年
2倍になるというだけで結構なインパクトがあります。これが3倍、4倍、5倍ともなると恐ろしすぎます。
比較もせずに管理会社から出される見積書、もしくは複数の取り扱いのない既存の保険代理店さんから出される見積書のみで判断することだけは絶対にやめましょう!絶対に損します。
保険料の高騰にあわせて自己負担額の設定も!?
保険料が上がるというのは、事故のリスクが高まるという考え方が根底にあるからですが、高経年のマンションというのは単純な保険料の値上げ以外にも自己負担額(=免責金額)の設定を余儀なくされることもあります。これも保険会社によって異なります。
自己負担額(免責金額)の設定は保険会社からの指示(設定しないと引き受けられない)で5万円、10万円、15万円、20万円〜というように高額な設定をしなければいけないのですが、それが何を意味するのか??というと・・・事故の際の管理組合の手出しが必ず発生するということを意味します。
このような話になってくると、自己負担額(=免責金額)を下回る事故の場合は保険請求できない・・・という話になってきますね。
保険料の高騰に加え自己負担額(=免責金額)の設定があると、『何のために保険をかけているのか??』ということになりかねません。
だからこそ、築20年(築30年、築40年、築50年)以上のマンションについてはマンション保険の比較を必ず行ってほしいと思います。保険会社によっては自己負担なしで受けてくれる可能性もあるからです。
築20年(築30年、築40年、築50年)以上のマンション保険の見直しポイントは?
繰り返しになりますが、マンション保険の比較を行うことです。
マンション保険の比較をすることで、
- 保険料の比較ができる。
- 保険料の比較だけでなく補償内容の比較もできる。
- 比較をしたからこそ納得して契約できる。
という良い流れができます。築20年(築30年、築40年、築50年)以上のマンション保険の見直しポイントはたったこれだけなんです。
毎月の管理費(修繕積立費)というのは住民さんたちから払われる大切なお金であり、それは、あなたのお金でもあります。一生懸命お仕事をして稼いだ大切なお金です。
ただ、管理組合に集まる毎月のお金になると、どこか”他人のお金”というように錯覚するのかもしれません。
ですが、それはやっぱり住民さん一人一人が一生懸命働いて稼いできたお金であり、あなたのお金なんです。
マンションの意思決定権はあくまで管理組合さんにあるもので決して管理会社ではありません。
大切なお金ですから管理組合様が主になり行動されてみてはいかがでしょうか?
また、そういった主体性をもった管理組合様が今後、増えてくることを願います。そして、マンション保険バスターズはそんな管理組合様を全力でサポートします。お気軽にご相談ください!
(マンション管理新聞 2016年8月号掲載分より)
お気軽にご相談ください!
- 携帯 : 080-9108-5454
- PCメール : kozuma@ecrew.jp
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