マンション総合保険の見直し方はこうしよう!
見直しというのは単に保険料を安くするだけではありません。その点をまずはご理解ください。
マンション総合保険の見直しの基本的な考え方
- @、適正な保険金額
- A、適正な補償内容
- B、保険料の最小化
マンション総合保険を見直す際には、上記3つをしっかりと考えるようにしてください。
保険料が高いから安くなれば良い・・・というような安易な考えで行うものではありません。あくまで保険です。保険は貴マンションの”もしも”をカバーするためのものです。決して表面的な部分だけで決めてしまわないようにしてください。
- 何故、その保険金額なのか?
- 何故、その補償内容なのか?
という根拠に基づいたものをしっかりと理解し設定します。その結果として保険料が決まるわけです。その順番を理解してください。
@、保険金の適正化
マンション総合保険は大きく分けると下記の3つに分かれます。
この3つをきちんとした理由に基づき決定していくことがとても重要。やっぱり保険ですからね。
建物の保険金額の適正化ってどうすれば良いの?
建物の保険金額を設定するときには必ず”目的”を決めましょう。設定する保険金額は、
このように何を目的にするか?ということで保険金額の設定の仕方が大きく変わります。
例えば貴マンションの建築費が10億だとした場合、保険金額として設定できるのは、4億2000万〜7億8000万円の範囲内で保険金額の設定が可能です。その範囲内で目的別に応じて保険金額を設定することが正しい考え方ということになります。
ただし、上記の考え方以外にしっかりとした根拠があればその限りではありません。
A、補償内容の適正化
補償内容については、マンション保険に限らず火災保険全般でいえることですが、必要のない補償内容までついているケース、逆に必要なのに付いていないケース(保険料を下げるというためだけの理由で外されていると思われる)というのもあります。
いずれにせよ、どちらのパターンも良くないですね。やはり何度も言うように保険ですから補償内容は貴マンションの条件にあった内容にすべきだと思います。
B、保険料の最小化
上記の@Aをしっかりと検討して初めて保険料が出ます。保険料からでなく、あくまで@保険金額の設定、A補償内容の決定、そしてB保険料の決定、という順番です。
保険料を最小化するためには、保険期間を何年にするのか(保険期間が長くなればなるほど割安になる)ということに加えて、必ずしてほしいことが各社の比較なんです。
マンション保険は築年数に応じて保険料は上がり各社の保険料の『差』は非常にあります。だからこそ保険料の最小化を図ろうとするなら保険料の比較は必須なんです。
参考:マンション総合保険を比較すると、その『差』におどろく・・・
そして、もう一つ行ってほしいのが『マンション管理適正化診断サービス(無料)』なんです。
その理由は、画期的な商品を開発した日新火災の見積書を必ず取ったほうが良いからです。
ですが、日新火災の見積書を取るためには上記の『マンション管理適正化診断サービス(無料)』を受けることが必須になります。
参考:マンション保険の救世主!マンションドクター火災保険!
参考:マンション管理適正化診断サービス(無料)について
保険料を最小化にするには、
- 保険期間の設定(1年〜5年) ※最大で約15%ほど割引になる。
- 各保険会社の保険料の比較
- マンション管理適正化診断
必ず上記を行うようにしましょう。これは必須です。
2018年2月現在で見せていただけた保険証券は少ないですが、それでも実際に『何故、このようなかけ方になっているのか?』と思うものもあるくらいです。私が拝見させていただいた数少ない証券ですらいい加減な内容になっているくらいなので、実際にはいい加減な契約というのは非常に多いのではないか??と思っています。
では、次にマンション総合保険の見直し方法についてお伝えします。
一番簡単なマンション総合保険の見直し方法とは?
結論からお伝えすると、マンション保険を専門としていて、しかも、マンション保険という商品を持っている保険会社をすべて扱える保険代理店さんに依頼することです。
これが一番早いと思います。
時間的なものも管理組合様の労力についても少なくてすみます。そして何より、マンション保険専門の代理店に聞くことで、今回お伝えしたような大切なポイントを管理組合の理事役員さんたちも知ることができます。
マンション総合保険の見直し方については、基本的なポイントを踏まえ、誰(どこ)にお願いするかで大きく変わるということを知ってほしいと思います。
マンション保険バスターズは、マンション保険を扱う保険会社すべてを取り扱っていますので、マンション保険の見直しに必須である『比較』をマンション保険バスターズのみでしてただくことが可能です。是非とも、ご活用ください。
こちらもあわせて参考にしてみてください。
築10年未満のマンションの保険料の見直し方法、比較方法
築10以上〜20年未満のマンションの保険料の見直し方法、比較方法
築20年以上のマンションの保険料の見直し方法、比較方法
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