マンション総合保険の保険料について
こちらでは、マンション総合保険の保険料について書いてみたいと思います。また、あわせてマンション総合保険の仕組みについてもお伝えしますね。
マンション総合保険の保険料はどのように決まるの?
マンション総合保険の保険料というのは、
(建物の評価をして保険金額の設定)
(建物の構造や延床面積、所在地)
(補償したい項目、基本補償と特約(オプション)に別れる)
(マンションが新築時から何年経っているか。ここ重要です。)
主に上記の4つで決まります。保険会社としては支払うリスクが高い物件についてはその分高い保険料をもらう・・・そんな仕組みになっています。そうしなければ単純に赤字になってしまうからです。
建物が大きければその分リスクは増えますし、地域によっても当然リスクは異なります。また、大きなマンションほど設定する保険金額(この範囲内で保険金は支払われる)は大きくなりますし、築年数が経っているマンションほど経年劣化・・・つまり老朽化が進むと事故の可能性が高くなる=支払いの可能性も高くなる=保険料も高くなる、そういった感じです。
築年数に応じて保険料は高くなる!?
先ほどの保険料を決める主な4つのうち、最後に書いた『築年数』についてちょっと書きたいと思います。とても重要部分です!
現在のマンション総合保険というのは、ある一社を除いてすべて築年数に比例して保険料が上がるという仕組みになっています。新築時から5年、10年、15年、20年、25年、30年というふうに築年数が経てば経つほど保険料は無条件に上がるんですね。これは、どんなに良好なメンテナンスを行っいるマンションであってもです。
理由は簡単です。建物が古くなればなるほど事故のリスクは高くなるでしょ?ってことです。これまで各保険会社でマンション総合保険を取り扱っている保険会社のなかには支払いが多くて販売を中止にした保険会社もあるくらいです。そして、圧倒的に多かったのが漏水事故なんだとか・・・。
何故、漏水事故は起こるのか??
それは”管理不足によるもの”なんだそうです。とある保険会社が漏水事故の原因を調べてみると事故原因の多くが管理不足だったようで、逆に管理がしっかりとされているマンションについては築年数が経っていてもこういった漏水事故は非常に少ない、あるいは無いそうなんですね。
こう考えると、しっかりと管理がなされているマンションからすれば、単に築年数だけで保険料が2倍にも3倍にもあがっていくことに納得できるわけないですよね。実際にそういった管理組合様も少なくないようです。
そんななか、管理状況の良いマンションにとってはとても嬉しい商品がリリースされたわけです。それが、先ほど『ある一社を除いては・・・』といったその保険会社なんです。2018年現在も全国的にその売れ行きは凄まじい勢いだと聞いています。
次は、その”ある保険会社”の画期的な仕組みについてお伝えします。
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