マンション保険を管理会社に任せていたら最悪な結果に!?

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マンション保険を管理会社に任せるべきではないという決定的な証拠

ある理事長様からの問い合わせにて発覚した実際の案件です。こちらの管理組合は現在、マンション保険を管理会社にて契約をしている状況です。

 

来月(2019年10月1日)からの値上げのことで管理会社より情報提供があったようですが、これを機に理事長様が補償内容なども含めて見直す必要がないか??ということで私のほうへ問い合わせがありました。(ホームページからのお問い合わせでした。)

 

ここから理事長様とのやり取りが始まるのですが、その結果、すごいことが発覚したのです・・・。

 

 

 

 

管理会社としてあるまじき行為

実際に管理会社が保険代理店をしていてマンション保険を契約しているケースは非常に多いです。

 

その契約の仕方について保険代理店としてやるべきことをやっていてくれれば私も何も思いません。ですが、やるべきこともせずに、しかも・・・やってはいけないことまで普通にしているケースが非常に多いため今回ご紹介するような問題が起きるのです。

 

結論からいうと一番高い保険料を支払わされていたということです。

 

細かい情報は省きますが、現在の保険料はE社で5年間でおよそ130万円ほど。

 

そこで私のほうでまったく同じ条件で各社の保険料を算出してみました。すると下記のような結果に・・・。

 

A社 約53万円
B社 約86万円
C社 約50万
D社 約119万
E社 約130万

 


最安値保険会社と既契約の保険会社の差額はなんと約80万ほど。これは事実です。

 

今回の事案から見えてくる事実とは??

まず契約をした当時、管理会社は各社の比較を提示せずに契約をしていると推測できます。

 

いくら管理会社が保険代理店をしているからといっても、管理会社という立場であれば当然、管理組合様に利益を残していくよう務めることが職務です。立場的に考えれば保険料の比較をさせ管理組合の出費を少しでも抑えるよう努めるべきです。

 

ですが、今回のケースのように自社の利益しか考えていないのでは・・・というようなケースは残念ながら非常に多いです。そして、残念ながらこういう事実すら知らない管理組合様が多いのもまた、事実です。

 

現場では、このような利益相反行為が当たり前のように起きていることを認識してください。これは事実です。

 

今こそ立ち上がれ!管理組合!

今回の理事長様にもこの事実をお伝えしました。怒りを通り越して落胆です・・・と仰られていました。

 

私が理事長様と同じ立場であればきっと同じような気持ちになるでしょう。人様の大切なお金をどのように考えているのでしょうね。

 

ですが、今回の一件で素晴らしいことは、理事長がふと疑問に思い自ら情報収集をされたことです。その結果、今回のような事実を知ることができたわけですから。

 

自ら行動されなければきっとこの先もこの事実を知ることはなかったでしょう。ですが、こういう事実を知ることさえできれば対処の仕方はあります。そのために私たちのような専門代理店がいるのですから。

 

このような事実を目の当たりにしたとき、改めてマンション保険に特化している代理店としての存在意義を感じると共に全力で被害に遭われている管理組合様を助けていきたいなと感じます。

 

そのためには、まず管理組合様が立ち上がるしかありません。

 

どのように行動して良いのか分からないと・・・という理事長様も非常に多いですが、分からないことなどはどんな些細なことでも構わないのでご相談ください。

 

一緒に頑張りましょう!

お気軽にご相談ください!


  • 携帯     : 080-9108-5454
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